美容に興味の無い人の方が肌キレイ
学生時代から十数年間、ずっと肌の不調に悩んできました。
思えば、中学生の時に「毛穴パック」をやってから小鼻の横が真っ赤になり荒れ出したのが不調の始まりでしたね。お化粧をしだしてからは、毎日のクレンジングと基礎化粧品が欠かせなくなり、毎日せっせと色々なものを塗りたくってきたのです。
もともと美容に興味があって、新しいメイク道具や基礎化粧品を試してみるのが大好きでした。雑誌やインターネットで美容情報をチェックし、肌の綺麗な芸能人がブログで紹介している商品を購入することは趣味のひとつでした。
我ながら、すごく手間暇をかけて肌には気を使ってきたつもりでした。
ところが・・・このザマですよ。
これでも、ある施術を受けて一時期より肌質はかなり改善したのです。・・・これでも。
それまでは、年中顔のどこかに大きなニキビが出来て、脂でギトギトだったり、カサカサに乾燥していたり。すっぴんを晒すことが何より恐ろしいことでした。コンビニに行くにもフルメイクをしていないと気が気でないほど、肌は荒れまくっていました。
皮膚科で抗生物質を処方してもらったり、ディフェリンゲルで一時的にツルツルのお肌になったこともありました。でも暫くするとまた恐ろしく荒れ出すんですね。
当時は何故繰り返すのか、本当に分かりませんでした。でも今考えると、原因は肌ケアのやり過ぎとしか考えられません。治療で綺麗に整えた角質層を、日々の行いで破壊するの繰り返しだったのです。
フェイシャルエステを受けたこともありました。「ダイヤモンドピーリング」というものです。あれは酷かった・・・。
数週間に一回のペースで何度も、角質層をダイヤモンドのついた器具で吸引するんです。そりゃあもう、超乾燥肌の出来上がりですよ。もともと皮膚が厚い方ではないのですが、余計に悪化させてしまいました。この時の乾燥肌っぷりにはさすがに、マズイことをしたなと思いました。
でも人間の心理って怖いもので、いくら途中で「ん?」と思うタイミングがあっても、自分がお金と時間を掛けた事柄を肯定したい気持ちになるんです。だから、内心「失敗したな~」と思ってるんですが、「いやでも私には合わないだけで・・・」とか「何度も繰り返していればその内・・・」とか思っちゃうんです。いや、そんな馬鹿なのは私だけかもしれないけれど。
とにかく、手間暇かけて肌をいじくることこそ正義!と信じて止まない状態でした。
顔が痛くて笑えないくらいの超乾燥肌になってしまった私はすごく悩みました。
いっそのこと顔の皮膚を全部とっぱらって、腕とか足とかの綺麗な肌を顔に移植して貰えないだろうか、とまで思い詰め・・・w
とにかく落ち込んでいました。荒れた肌を直視するのが怖くて鏡が見られないのです。
そんな時、グリーンピールと出会いました。
もう劇的に改善し、本当にやってよかったと心から思います。2年前くらいに出会って、既に3回受けている施術です。
それでも何故今回肌断食をやってみようと思ったかというと・・・
定期的にグリーンピール(かなり良いお値段)を行い、一本2万円近くする美容液をダブル使いしている私の肌と同じくらい・・・むしろもっと綺麗な肌をしている人がいたんです。
それは、美容にそれほど興味のない友人です。
もうすっごく理想的な肌をしてるんですよ。
適度な潤いがあり、刺激に強そうで、色ムラがない・・・
月に数万円掛けてギリギリの肌質を保っている私とは対照的に、こつこつシンプルケアを続け、大した肌あれを起こすことも無くアラサーでも若々しい肌をしている。
持って生まれた肌質の違いなんだと言い聞かせてきたのですが、私も肌ケアなんて一切していなかった子供の頃は綺麗な肌をしていたんです。今だって首から下は正常な肌質なのに・・・何故顔だけこんなに荒れるの・・・?
遂に肌荒れの原因を突き止めたような気がしました。
受け入れがたい事実
しかし、これが真実かも知れない
私は肌ケアをやりすぎている
思い当たることがあり過ぎる。
これまで数年間に起きた肌トラブルに関して、全ての辻褄が合うのです。
冷や汗ものです・・・
そんな風に、自らの手痛い過ちに薄々勘付いてきたところで更なる追い打ち!
宇津木先生の著書。
「肌」の悩みがすべて消えるたった1つの方法―美肌には化粧水もクリームもいりません―
- 作者: 宇津木龍一
- 出版社/メーカー: 青春出版社
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もはやグーの音も出ない・・・
お給料の大半と人生の貴重な時間を大量につぎ込んできた肌ケアが、全くもって間違っていたかもしれないことに向き合う為、只今肌断食を実行しています。
成功したら、それはもちろん嬉しいですが、今までお金と時間をドブに捨てていたことが証明されてしまう恐怖・・・というか、やり場のない悔しさ、むしろ憎しみ・・・w
内心非常に複雑です。でもやってみます!
乞うご期待!